×

【ボクシング】元アマ全日本王者・村田昴 1年5カ月ぶり国内戦で6連続KO勝利 無敗対決で完勝

[ 2024年3月2日 21:02 ]

プロボクシングスーパーバンタム級8回戦   村田昴(帝拳)―アレックス・サンティシマ・ジュニア(フィリピン) ( 2024年3月2日    東京・後楽園ホール )

7回KO勝利を挙げた村田
Photo By スポニチ

 プロボクシングWBA世界スーパーバンタム級13位で元アマ全日本王者の村田昴(すばる、27=帝拳)がフィリピン同級王者アレックス・サンティシマ・ジュニア(24=フィリピン)に7回1分45秒でKO勝利。約1年5カ月ぶりの国内戦で無敗対決を制し、6戦連続KO勝利を誓った。

 1回から右ジャブで相手との距離を測りながら、左のボディーフックを打ち込むなど、上下に打ち分けて相手を圧倒。スピードでも相手を翻弄(ほんろう)すると、さらにギアを上げた4回に左右のフックで相手をぐらつかせた。

 6回には偶然のバッティングにより左目上をカットするも、直後の7回に強烈な左ボディーを突き刺し、相手に10カウントを聞かせた。21年6月のプロデビューから主に米国を拠点に戦ってきた村田が、22年10月以来の後楽園ホールで格の違いを見せつけた。

 昨年12月に予定されていた試合は、自身の左示指基節骨裂離骨折により中止に。「今回はその時以上のパフォーマンスを出せるように練習してきた」と話していた中で、消化不良の思いをリングでぶつけた。

続きを表示

「アントニオ猪木」特集記事

「井上尚弥」特集記事

2024年3月2日のニュース