吉成名高「今オファーがあっても…」 21年大みそかに実現しなかった那須川天心戦について回顧
ラジャダムナンスタジアム3階級王者の吉成名高(23)が2日までに更新された元格闘家でYouTuberジョビンのYouTubeチャンネルにゲスト出演。21年大みそかに実現しなかった那須川天心戦について回顧した。
21年の大みそかに開催された「RIZIN.33」でキックボクシング45戦無敗の那須川天心(23=TARGET/Cygames)からのオファーがあった。しかし吉成サイドは悩んだ結果、オファーを断られて那須川と吉成の試合は今回実現しなかった。その時にRIZIN榊原信行CEOは「手のひらの上に乗せられたチャンスをその場で掴めなかったらスターなんかになれないと思うので本当に残念だし、悔しいです」と正直な気持ちを言葉にした。その後、榊原CEOと吉成は和解して、吉成がRIZINに出場する大会もあった。
ジョビンのチャンネルの視聴者からこの件について話せるウラ話が聞きたいという要望があった。すると吉成は焦りながら「天心君のことを大丈夫なんですかね…?」とひと言。そして吉成自身がこの件について触れちゃいけないという誓約書に署名していることが明かされた。そのためこの件は、吉成サイドのスタッフがジョビンの質問に答える形での対応となった。
当時55キロの肘ありキックボクシング、53キロの肘なしのキックボクシング、54キロのミックスルールでのオファーがあったという。吉成サイドのスタッフは「最初のRIZINとの約束は53.5キロで那須川選手と名高をやりたいという考えだったので、それなら向かっていきますよって話をしてました。でも那須川選手サイドは55キロしかやらないという話だったので…」と舞台裏を説明した。
那須川は「RIZIN.33」で五味隆典とのパンチのみスタンディングエキシビションマッチで試合をした。しかし吉成陣営は那須川とのボクシングマッチのオファーは受けたと告白。「ボクシングは名高やってもいいのでオファーを受けました。55キロのボクシングなら受けました」と吉成サイドのスタッフが説明。しかしRIZINサイドはその条件なら戦う意味がないということでこのカードは実現しなかった。
ジョビンは「後悔ない?」と吉成に聞いた。吉成は「あんまり…今オファーあっても肘なしなら断る」と後悔がない様子だった。
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