【ボクシング】世界初挑戦の阿部麗也が前日計量パス　ベルトを指さしにやり「明日ロペスをぶっ倒す」

プロボクシングIBF世界フェザー級タイトルマッチ12回戦　王者ルイス・アルベルト・ロペス（メキシコ）―同級1位阿部麗也（KG大和） （ 2024年3月3日    米ニューヨーク州ベローナ ）

計量をパスしたロペス（左）と阿部（KG大和ジム提供）
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　世界初挑戦の“サラリーマンボクサー”阿部麗也（30＝KG大和）が1日（日本時間2日）、前日計量に臨み57・0キロで一発クリア。王者ロペスも56・8キロでパスした。

　計量後のフェースオフではIBFの赤いベルトを右手で指さし、“ベルトは俺が獲る”と言わんばかりに左手で胸を叩きながら笑顔を見せた。王者と握手を交わし健闘を誓い合った阿部は所属ジムを通じて「計量も無事クリアして、絶好調です。後は明日ロペスをぶっ倒して必ずベルトを日本に持って帰ります」と力強くコメントした。

　阿部は昨年4月に元2階級制覇王者キコ・マルチネス（スペイン）を下し挑戦権を獲得。週5日は工場に勤務しながらボクシングに打ち込むサラリーマンボクサーで念願の世界戦に挑む。