棚橋弘至、オカダの退団は「団体として良い新陳代謝」若手台頭に期待 不動人気・内藤の存在も「心強い」
新日本プロレスの棚橋弘至(47)が29日に音声配信サービス「棚橋弘至のPodcastOff!」を更新。社長兼選手を務める新日本プロレスでは1月末でオカダ・カズチカ(36)が退団するなど転機を迎える中、心境を語った。
自身が社長に就任した途端に、オカダやオスプレイら人気主力選手との契約終了が続々決定。試練とも言われる中、棚橋は「団体として良い新陳代謝。新社長の手腕に期待していただきたいと思います」と力強く、前向きに語った。
自信の裏には、“令和闘魂三銃士”と銘打たれた海野翔太、成田蓮、辻陽太に加え、遅れて海外修行から帰国した上村優也ら若手選手の成長があることを強調。「オカダは責任感が強い男。そういう(新日本の明るい)未来が見えたから、俺が行っても大丈夫だと思ったはず」とも語った。
2016年にも、自身とともに主力を担ったライバル・中邑真輔の退団を見送った。「棚橋長男説。次男・中邑、三男・オカダは家を出て行く…」と表現した。だが、新日本には「哲也がいますよ」との指摘が。「いやあ、哲也は心強いね」と、内藤哲也の存在感にも言及した。
内藤は中邑が抜けた後に台頭した新日本随一の人気選手。海外志向がなく新日本への一途な愛着を公言する。1月4日には団体最高峰のIWGP世界ヘビー級王者に輝いた。棚橋は社長の立場で大会を見守る中、「(内藤の)会場人気が!ちょっと声援のボルテージが抜けてる」とブレーク以後長年続く抜群の人気ぶりを実感した。
「内藤の入場曲がかかって入場するだけで大内藤コール。ああ、これは非常に素晴らしいことだなと思った」と、コロナ禍で落ち込んだ動員数回復へのいい兆候ととらえた。ニュースター出現とともに、若手の高い壁となる内藤の不動人気と活躍にも期待していた。
2024年1月29日のニュース
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