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ミドル級は時吉樹が全日本新人王獲得 観戦の母へ「もっと恩返しできるように」

[ 2022年12月17日 18:53 ]

<全日本新人王決勝戦>ミドル級 大島(手前)に判定勝ちの時吉(撮影・村上 大輔)
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 プロボクシングの第69回全日本新人王決勝戦は17日、東京・後楽園ホールで行われ、最重量のミドル級は時吉樹(22=横浜光)が大島光容(33=尼崎亀谷)に3―0で判定勝ちし、全日本新人王に輝いた。

 ジャッジ3者の採点は39―37×2、40―36とスコア的には完勝だったが、内容的には今大会最年長33歳の大島に苦しめられた。時吉「練習してきたことがちょっとは出せたけど、まだまだでした。もっと頑張ります」と反省。この日は故郷の鹿児島から母や友人も応援に駆けつけた。「自分は母子家庭で、ずっと母に育ててもらった。もっと恩返しできるように、もっともっと強くなってボクシングでお金を稼いで母に楽をさせてあげたい」と誓った。

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2022年12月17日のニュース