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サッカーから転向した川口高良が新人王獲得「世界王者になれる努力続ける」

[ 2022年12月17日 18:09 ]

<全日本新人王決勝戦>ライト級 船橋(右)に判定勝ちの川口(撮影・村上 大輔)
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 プロボクシングの第69回全日本新人王決勝戦は17日、東京・後楽園ホールで行われ、ライト級は川口高良(24=協栄)が船橋真道(27=KWORLD3)に3―0で判定勝ちし、全日本新人王に輝いた。

 川口は小学から大学までサッカー一筋で、Jリーガーになることが目標だったが、膝の故障で断念。大学卒業後にボクシングに転向した。対戦相手の船橋は空手でインターハイ、インカレ、国体優勝の経験を持つ。

 サッカーで培ったフィジカルの強さを前面に押し出した川口は4回に右ストレートでダウンを奪うと、仕留め切れなかったものの、48―46、49―45×2で船橋を退けた。「勝ちにとりにいかない人はここにはいない。そこで勝てたことは良かった。倒して終わりたかった」と振り返り、「まだまだスタートラインに立ったところだと個人的には思っている。世界チャンピオンになれるように努力を続けていきたい」と静かな口調で話した。

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2022年12月17日のニュース