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石井武志、大橋ジム4人目の全日本新人王「KOだけを狙ってやってきた」

[ 2022年12月17日 14:30 ]

<全日本新人王決勝戦>ミニマム級 1回、池田(右)をTKOで破る石井(撮影・村上 大輔)
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 プロボクシングの第69回全日本新人王決勝戦は17日、東京・後楽園ホールで行われ、ミニマム級は元キックボクサーの石井武志(23=大橋)が池田雅史(29=ハラダ)に1回2分59秒TKO勝ちし、大橋ジムで4人目の全日本新人王に輝いた。

 1回1分過ぎに右フックでダウンを奪うと、積極的に攻め続け、左フック、右フックで池田を倒し、3度目のダウンでレフェリーが試合を止めた。プロ戦績を5勝4KOとした石井は「きょう勝って初めて1勝だと思って、この7カ月やってきたので率直にうれしい」と声を弾ませた。

 11月の東日本新人王決勝は判定勝ちと、初めてKO勝利を逃した。「東日本の決勝は悔しくて3日後から合宿に参加させてもらい、今回はKOだけを狙ってやってきたので本当に良かった」と石井。前日計量後、SNSで「バチッと倒して全日本新人王獲ります」と予告した通りのKO勝ち。これで日本ランキング入りも確定。「来年は上位ランクの人を倒し、僕がチャンピオンになります」と力強く宣言した。

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