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19歳の佐野遙渉がSフライ級新人王「いずれは静岡初の世界王者に」

[ 2022年12月17日 15:45 ]

<全日本新人王決勝戦>Sフライ級 判定勝ちの佐野(撮影・村上 大輔)
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 プロボクシングの第69回全日本新人王決勝戦は17日、東京・後楽園ホールで行われ、スーパーフライ級は佐野遙渉(19=平石)が五十嵐春輝(23=湘南龍拳)に3―0で判定勝ちし、全日本新人王に輝いた。

 西軍MVPの佐野と東軍技能賞の五十嵐のハイレベルな対決。最終5回のラスト30秒はは足を止めての壮絶な打ち合いとなったが、アマ15勝4敗のキャリアを持ち、身長1メートル74と長身の佐野が序盤から主導権を握り、ジャッジ3者の採点は49―46、50―45×2と、ほぼフルマークの完勝だった。地元・静岡から100人を超える応援団が駆けつけた中での勝利。佐野は「大勢の方が応援に駆けつけてくれて力になったし、本当にうれしかった」と感謝した。1年間の目標としていた全日本新人王を獲得。「本当に最高です!。これからも勝ち続けて、いずれは静岡初の世界チャンピオンになれたら」と新たな目標を掲げた。

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2022年12月17日のニュース