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スコーピオン金太郎 全日本スーパーライト級新人王獲得も「ここは通過点」

[ 2022年12月17日 18:31 ]

<全日本新人王決勝戦>Sライト級 野口(左)にTKO勝ちのスコーピオン金太郎(撮影・村上 大輔)
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 プロボクシングの第69回全日本新人王決勝戦は17日、東京・後楽園ホールで行われ、スーパーライト級はスコーピオン金太郎(26=三谷大和)が野口海音(23=ハラダ)に3回1分TKO勝ちし、全日本新人王に輝いた。

 東日本MVPの強烈な左が炸裂した。2回に左ショートで最初のダウンを奪うと3回には左ストレートではダウンを追加。最後は一気のラッシュで野口を棒立ちにさせてレフェリーストップを呼び込んだ。

 会心の勝利で全日本新人王となったスコーピオンは「目標としていたステージなので、まず御礼を言ってもいいですか」と切り出し、三谷会長に「ありがとうございました」と感謝。スタンドの応援団に頭を下げた。

 西軍敢闘賞の野口とのサウスポー対決で堂々のKO勝ち。「練習してきたことが出て、自分らしいボクシングができて次にもつながる」と胸を張り、「ここは通過点。日本、東洋、世界を目指しているので、少し休んだら練習したい」

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2022年12月17日のニュース