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バトラーの公開練習を尚弥父が視察「想定内。うまいのはうまい」「来てくれれば流れは変わる」

[ 2022年12月8日 22:14 ]

プロボクシング・世界バンタム級4団体王座統一戦   2022年12月13日 東京・有明アリーナ

バトラーの公開練習を視察する井上真吾トレーナー(大橋ジム提供)
Photo By 提供写真

 WBAスーパー&WBC&IBF統一世界バンタム級王者・井上尚弥(29=大橋)と4団体王座統一を懸けて戦うWBO同級王者ポール・バトラー(34=英国)が7日、横浜市内の大橋ジムで公開練習を行った。報道陣の人数を制限する代表取材の形式が取られた中、シャドーボクシングとサンドバッグ打ちを行った。井上陣営では父・真吾トレーナー、大橋ジムの大橋秀行会長らが練習を視察した。

 大橋会長、真吾トレーナーとの一問一答は以下のとおり。

 ▼大橋秀行会長

 ――バトラー選手の印象は。
 「大きく動かないが、すごく小刻みに動いて、タイミング良くパンチが強い。左が特に強いです」

 ――新たな発見は。

 「思ったとおりの選手です。試合ではあんなに打ってこないけれど、強く打ってくるパンチがあると思うので気をつけたいと思う」

 ――バトラー選手の体重を聞いて。体つきも含めて印象。
 「55キロならば試合を逆算しても全然大丈夫なので。まあ順調に来ているなと思いますね」

 ▼井上真吾トレーナー

 ――バトラー選手の印象は。
 「フットワークは良く使っているのかなと。サンドバックでは右のオーバーハンドやスイッチしたところから左のオーバーハンドを打ってきていたので確かにうまいです。油断はできないですが、想定内です。うまいのはうまいと思います」

 ――新たな発見は。
 「基本に充実でガードもしっかりしているので、なかなか崩すのは難しいとは思います。けれどバトラーが来てくれれば流れがしっかり変わっていくと思う」

 ――バトラー選手の体つきを見て。
 「しっかり練習はしてきているのかなと、体を見た範囲では思いますね」

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2022年12月8日のニュース