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尚弥 “ブラボー”な4団体統一任せろ!森保Jのように「日本中を盛り上げられたら」

[ 2022年12月8日 04:30 ]

世界バンタム級4団体王座統一戦   WBAスーパー&WBC&IBF王者 井上尚弥《12回戦》WBO王者 ポール・バトラー ( 2022年12月13日    有明アリーナ )

サンドバッグを叩く井上尚弥(大橋ジム提供)
Photo By 提供写真

 バンタム級史上初の4団体王座統一を目指す井上尚弥が7日、横浜市内の所属ジムで公開練習を行った。ストーブを入れたジムでサンドバッグ打ちなど約1時間のメニューを消化。「どう戦うのかは何となく想定できている。バトラーは高い技術を持った選手なので、最近見せられていないテクニックの高い試合を見せられるのでは」と話し、「バンタム級で戦うのが最後かと思うと、今まで以上に気持ちも乗る。スーパーバンタム級転向のアピールもしないといけない。危なげなく、しっかりと圧倒するパフォーマンスで勝ちたい」と意気込んだ。

 普段は他競技に興味を示さないが、W杯カタール大会でドイツとスペインを破ったサッカー日本代表には「最後の試合はPK戦で負けたが、本当に1ミリ単位の世界で戦っているんだというところに刺激を受けた」と感銘を受けた様子。「スポーツがファンに与える力は凄いと思った。これに続いて、自分も日本中を盛り上げられたらと思う」と誓った。

 《バトラー陣営はスピード警戒》WBO王者バトラー陣営のジョー・ギャラガー・マネジャー兼トレーナーら3人が練習を視察した。ギャラガー氏はインスタライブで井上がサンドバッグを打つシーンを公開。6日の来日後は陣営で浅草寺を観光したことも明かした。井上の印象を「パワーよりもスピードの方が警戒すべきポイントだと思う」と明かし、「バトラーはリラックスしている。むしろプレッシャーは井上の方があるのでは」と語った。

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2022年12月8日のニュース