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真正ジムのホープ、小林豪己がプロ5戦目でWBOAP王座を獲得 「もっと見せ場をつくらないと」

[ 2022年12月4日 18:15 ]

WBOAPミニマム級王座を獲得した小林豪己(左)
Photo By スポニチ

 プロボクシングWBOアジアパシフィック(AP)ミニマム級王座決定戦が4日、エディオンアリーナ大阪第1競技場であり、同級で日本4位、東洋太平洋14位の小林豪己(23=真正)がWBOAP同級1位マルコ・ジョン・リメンツォ(23=フィリピン)を12回判定3―0(98―91、97―92×2)で下し、同王座を獲得した。「もう少しできたかなと思うけど、勝てて良かった。自分では60点か、もう少し下ぐらい。もっと見せ場をつくれないと。反省して、やっていきたい」と笑顔を見せた。

 芦屋大出身の小林はここまで4戦全勝(3KO)と順調にプロキャリアを積み、5戦目でタイトル初挑戦。サウスポーの相手に対し、いきなりの右や左右ボディーで主導権を握った。右の打ち終わりに、左を合わせられる場面があったものの、中盤以降は逆に相手の左に右を合わせる場面が増え、ボディーも着実に効かせた。9回は劣勢の相手が左右を振り回して前に出てくるところを右ボディーから連打でコーナーに追い詰めダウンを奪い、まさに完勝だった。

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2022年12月4日のニュース