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赤穂 カシメロと対戦も無効試合…後頭部打撃受けて続行不可能判断「記憶は飛んでいる」

[ 2022年12月4日 04:30 ]

スーパーバンタム級10回戦   前WBOバンタム級王者 ジョンリール・カシメロ《無効試合》WBO8位 赤穂亮 ( 2022年12月3日    韓国・仁川 )

前日計量は無事にパスした赤穂とカシメロだったが…=(C)NAOKI FUKUDA

 元東洋太平洋スーパーフライ級王者の赤穂と前WBO世界バンタム級王者カシメロのノンタイトル戦はノーコンテスト(無効試合)に終わった。赤穂は2回、バランスを崩したカシメロに左を当ててダウンを奪ったが、ラウンド終盤に後頭部へパンチを受けて試合は中断。椅子に座って回復を待ったものの続行不可能と判断された。

 12年にスーパーフライ級、15年にはバンタム級で世界挑戦した36歳の赤穂にとって待望の大一番だったが、カシメロのトラブルメーカーぶりに巻き込まれて不完全燃焼の結末。「記憶は飛んでいる。足に力が入らなかった」と振り返り、再戦の可能性を問われると「悔いなく(コンディションを)つくってこられたので、もう一回やりたいとか、もういいとかいう感情がない」と話すにとどめた。

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2022年12月4日のニュース