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芝力人と冨田大樹は引き分け 日本ライトフライ級王座決定戦

[ 2022年12月4日 20:16 ]

日本ライトフライ級王座決定戦で芝(左)は判定1―0で冨田(右)と引き分け
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 プロボクシング日本ライトフライ級王座決定戦が4日、エディオンアリーナ大阪第1競技場であり、同級2位の芝力人(27=真正)は同級1位の冨田大樹(25=ミツキ)と判定1―0(96―94、95―95×2)で引き分けた。

 ジャブの差し合いから互角。冨田でワンツーで場内を沸かせる場面がある一方で芝が確実にポイントを奪うラウンドもあった。5回の公開採点は48―47で2者が芝を、残る1者が冨田を支持。一進一退のまま両者は10回を戦い抜いた。

 ドロー判定で2人とも無念の表情。芝は「自分のレベルが低い。ダサいし、情けない。トレーナーと立てた作戦をちゃんと実行できれば勝てた試合。作戦実行力がなかった。苦戦してでも勝つイメージしかなかったのに」と肩を落とした。一方の冨田は「試合が終わった瞬間は勝ったと思ったけど。引き分けかあ…と。もっと明確にポイントを取らないといけない。エンジンがかかるのが遅かった。できるなら、もう一度、芝選手と対戦したい」と再戦を望んだ。

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2022年12月4日のニュース