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軽量級スーパースター3度目の対決、エストラーダが2―0判定でロマゴン下し2勝1敗に

[ 2022年12月4日 14:08 ]

 プロボクシングWBC世界スーパーフライ級王座決定戦12回戦は3日、米アリゾナ州グレンデールで行われ、2階級制覇王者フアンフランシスコ・エストラーダ(32=メキシコ)が元4階級制覇王者のローマン・ゴンサレス(35=ニカラグア、帝拳)に2―0で判定勝ちした。エストラーダはWBC同級フランチャイズ王者に認定されているが、前WBC世界同級王者ジェシー・ロドリゲス(22=米国)が返上したベルトも獲得した。エストラーダは47戦44勝(28KO)3敗、ゴンサレスは55戦51勝(41KO)4敗。

 軽量級スーパースターの両者は過去1勝1敗。ライトフライ級時代の12年11月は当時WBA王者のゴンサレスが3―0判定で勝ち、スーパーフライ級王座統一戦となった昨年3月はWBC王者エストラーダがWBAスーパー王者ゴンサレスに2―1で判定勝ちしていた。3度目の対戦は前進してプレスをかけ続けるゴンサレスを、エストラーダが手数で迎撃する展開。中盤まではエストラーダがヒット数で勝ったが、ゴンサレスの前進は止まらず、後半は連打で再三ロープへ追い込んだ。採点はジャッジ1人が114―114、残り2人は116―112、115―113でエストラーダを支持した。

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2022年12月4日のニュース