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ロマゴンに勝ち越しのエストラーダが井岡との統一戦に興味「フライ級時代から戦いたかった」

[ 2022年12月4日 17:32 ]

プロボクシングWBC世界スーパーフライ級王座決定戦12回戦 ( 2022年12月3日    米アリゾナ州グレンデール )

ローマン・ゴンサレス(左)と打ち合うフアンフランシスコ・エストラーダ(ロイター)

 軽量級スーパースター同士の3度目の対決は2階級制覇王者フアンフランシスコ・エストラーダ(32=メキシコ)が元4階級制覇王者のローマン・ゴンサレス(35=ニカラグア、帝拳)に2―0で判定勝ちし、対戦成績を2勝1敗とした。前半はエストラーダ、後半はゴンサレスが優勢に見えたが、採点はジャッジ1人が114―114で、残り2人は116―112、115―113でエストラーダを支持した。

 エストラーダがWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(33=志成)との統一戦に興味を示した。今回もきわどい採点での決着とあり、「彼(ゴンサレス)は終わってなどいないし、彼が4度目の対戦を望むのであれば自分もそれに応じるだろう」とコメント。一方で「そうでなければ次は統一戦をやるべきと思う。記憶が間違っていなければ日本人が4階級制覇選手なので、彼は特別なチャンレジになるだろう。フライ級時代から戦いたいと思っていた」と井岡に注目していることを明かした。

 興行を主催した英プロモート大手マッチルーム社のエディー・ハーン氏も「もちろん(ゴンサレスと)4度目の対戦も大きな試合だが、全階級に誰もが認める王者が必要だと思う」とし、大みそかに行われる井岡とWBA同級王者ジョシュア・フランコ(27=米国)の統一戦の「勝者がエストラーダと戦うのは理にかなっている」と実現に前向きな姿勢を示した。

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2022年12月4日のニュース