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プロ60戦の堀川謙一「今回の負けはとてつもなく重い」 東洋太平洋Lフライ級王座決定戦で7回TKO負け

[ 2022年12月4日 19:19 ]

プロ60戦目の東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦で7回TKO負けした堀川謙一(右)
Photo By スポニチ

 プロボクシング東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦が4日、エディオンアリーナ大阪第1競技場であり、同級3位の堀川謙一(42=三迫)は同級2位ジョイ・カノイ(29=フィリピン)に7回1分1秒、TKO負け。プロ60戦目で、野中悠樹(渥美)の41歳2カ月を更新する日本男子最年長42歳8カ月で日本ボクシングコミッション(JBC)公認王座の獲得を狙ったものの、果たせなかった。

 決着の7回は左アッパーを食らい、大の字に倒れた。担架が用意されたものの、数分後に自分の脚で立ち、勝者をたたえた。鼻骨が折れ、まぶたを腫らしながら控え室に戻り、今後について「先のことは言わない方がいいと思いますけど。まあ。自分の中では…」と話した。さらに「今回の負けは、とてつもなく重い。負け方もそうですし」と引退を示唆した。

 パワフルな相手に序盤から圧倒された。2回にはカウンターの右フックを食らい、右膝をキャンバスにつく寸前。その後はコーナーに追い込まれ、連打を必死にブロックするのが精いっぱいだった。4回以降は左ボディーをコツコツ当てて反撃の糸口をつかみかけたが、7回に突然の幕切れとなった。相手が振り回す右フックへの警戒を強めていたところへ左アッパーが飛んできた。「相手が強かった。ただ、自分が正直にいきすぎたところもある」と内容を振り返った。

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2022年12月4日のニュース