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京口紘人のサポート受けた日本ライト級王者・宇津木秀が3回TKOでV2 ジロリアン陸を3度倒す

[ 2022年11月17日 20:49 ]

プロボクシング・日本ライト級タイトルアマッチ10回戦 ( 2022年11月17日    後楽園ホール )

日本ライト級王座2度目の防衛に成功した宇津木秀(中央)はセコンドについた京口紘人(左)、小林尚睦トレーナーと喜ぶ
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 日本ライト級王者・宇津木秀(28=ワタナベ)が同級4位のジロリアン陸(34=フラッシュ赤羽)に3回2分48秒TKO勝ちし、今年2月に獲得した王座の2度目の防衛に成功した。宇津木はプロデビューから12連勝(10KO)。年間400杯以上のラーメンを口にし、リングネームも「ラーメン二郎」から取ったジロリアンはタイトル初挑戦も実らず18戦14勝(13KO)4敗。

 宇津木のセコンドには前WBA世界ライトフライ級王者・京口紘人(28=ワタナベ)がついた。1日に寺地拳四朗(30=BMB)とのWBC&WBA王座統一戦に敗れたばかりだが、宇津木に頼まれて9月にハワイキャンプも共にしたジム後輩をサポートした。

 宇津木も強打のジロリアン相手に打ち合いに応じ、3回に左ボディーで最初のダウンを奪うと、右でさらに2度倒してTKO勝ちした。「ジロリアン選手はパンチもあって凄く強かった、まだまだです」と話したが、「世界へ行くためにも来年はもっと強い選手とやりたい」と意欲的。16戦全勝(12KO)の東洋太平洋&WBOアジア・パシフィック・ライト級王者の吉野修一郎(31=三迫)との対戦を問われると「やったら勝つ自信があります」と言い切った。

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2022年11月17日のニュース