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元日本スーパーバンタム級王者の久我勇作氏が引退式 最後の相手・古橋岳也とラストスパー

[ 2022年11月17日 19:35 ]

引退スパーリングを行った久我勇作氏(右)と古橋岳也
Photo By スポニチ

 プロボクシング元日本スーパーバンタム級王者・久我勇作氏(32=ワタナベ)の引退式が17日、東京・後楽園ホールで行われた。

 引退スパーリングでは今年1月の現役最後の試合で引き分けた元日本スーパーバンタム級王者の古橋岳也(35=川崎新田)と2ラウンドの手合わせ。年末に日本同級王座決定戦を控える古橋とラスト1分間はバチバチに打ち合い、場内を沸かせた。リング上では3月に生まれた子供を抱き「15歳でイチからボクシングを始めて、納得いくまで続けてこられた。これからはこの子のためにも頑張って行きたい」とあいさつ。ワタナベジムの渡辺均会長や前WBA世界ライトフライ級王者・京口紘人(28=ワタナベ)らとともにテンカウントゴングを聞いた。

 久我氏はワタナベジムから10年11月にプロデビュー。持ち味の強打で17年2月に日本スーパーバンタム級王座を獲得し、2度の防衛に成功。18年7月に和気慎吾(35=FLARE山上)に敗れて陥落後、19年5月に王座復帰を果たした(防衛1)が、21年1月には古橋に9回TKO負けして再び陥落していた。戦績は26戦20勝(13KO)5敗1分け。

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