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WBO女子世界スーパーフライ級王者の小沢瑶生が引退「家族の人生を考え、ここで区切り」

[ 2022年10月27日 16:20 ]

<WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦>吉田実代を2―1の判定で下し、新王者となった小沢瑶生(右)
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 プロボクシングWBO女子世界スーパーフライ級王者の小沢瑶生(たまお、37=フュチュール)が27日、タイトルを返上し、日本ボクシングコミッション(JBC)へ引退届を提出したことを所属ジムが発表した。

 小沢は昨年6月に長男・緯泉(いずみ)くんを出産。今年5月に19年4月以来3年ぶりのリング、そして3度目の世界挑戦で王者の吉田実代(三迫)を判定2―1で下し、念願の世界ベルトを獲得した。戦績は17勝(6KO)5敗。コメントは次のとおり。

 「夫(ピアニストの岸本良平さん)にサポートしてもらい、息子も我慢してくれて、何とか5月に世界戦ができました。これから先の家族の人生を考え、ここで区切りをつけようと思い、決断しました。ずっと世界チャンピオンになるために頑張ってきて、チャンスをもらえたのはありがたかったですし、最後に大きなご褒美がもらえたと思っています。ボクシングを続けてきたおかげで、たくさんの良いご縁をいただきました。ありがとうございました」

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2022年10月27日のニュース