天国の猪木さんへ…オカダ涙の誓い「リング上でお見送りできれば」新日1・4東京D追悼大会開催
新日本プロレス・両国大会 ( 2022年10月10日 東京・両国国技館 )
団体創設者のアントニオ猪木さん(本名・猪木寛至、享年79)の死去後、国内で初の大会を開催した。試合前には「追悼10カウントイベント」が行われ、来年の1・4東京ドーム大会を追悼大会とすることを正式発表。その舞台で至宝とされるIWGP世界ヘビー級のベルトに挑戦するオカダ・カズチカ(34)は天国で見守る「燃える闘魂」に最高のファイトを届けることを約束した。
猪木さんの訃報は、興行中の英国で受けた新日本プロレス。帰国後初の国内大会で、団体創設者の功績を称える追悼大会を発表した。舞台は来年の1・4、東京ドーム。1989年4月に猪木さんが東京ドームに初進出し、それを機に全国のドーム会場に戦いの場が広がった。1・4はプロレスの日として定着しており、猪木さんの引退試合も東京ドームだった。
試合前には所属選手らがリングサイドに集結。遺影を抱いた坂口征二相談役がリングに上がり、追悼の10カウントゴングが鳴らされた。団体のエースとして、新日本50周年のリングで猪木さんをリングに上げたいと訴えてきたオカダ・カズチカはバックステージで涙を浮かべた。「バカヤロウというのが最初(の気持ち)で、見に来てくれよという思いがあった。そんなに悲しいと思っていなかったけど…」と言葉を詰まらせた。
悲しみをこらえてリングに上がったジョナとの試合で、相手のパワーに苦しみながらも160キロの巨体をレインメーカー(短距離式ラリアット)で沈めた。1・4東京ドームではIWGP世界ヘビー級王者のジェイ・ホワイトに挑戦する。「しっかり猪木さんに届いた戦いになった。(1・4が)追悼大会であるなら、猪木さんとしっかりとリング上であいさつしてお見送りできれば」と誓った。
≪ホワイト2度目防衛≫メインのIWGP世界へビー級選手権は王者ジェイ・ホワイトがG1クライマックスで敗れたタマ・トンガに雪辱し、2度目の防衛に成功した。ベルト初挑戦の相手を巧みなインサイドワークで圧倒。コーナーからの必殺ガンスタンをブレードランナーで返し30分を超える熱戦を制した。試合後にはリングに上がったオカダに「これからの時代を誰が引っ張っていくか、1・4で決めようぜ」と挑発され「俺が王者だ!」と胸を張った。
2022年10月11日のニュース
-
仲里周磨が日本ライト級王座への挑戦権を獲得 右ストレートさえて2―0判定勝ち
[ 2022年10月11日 21:53 ] 格闘技
-
井上尚弥 ニューグローブで日本人初4団体制覇へ「次戦の発表はもうそろそろ」
[ 2022年10月11日 21:37 ] 格闘技
-
小原佳太がワンパンチで暫定王者撃破「会心の一撃」 指導受けた故矢尾板貞雄氏追悼のV3
[ 2022年10月11日 21:02 ] 格闘技
-
顔に「朝倉未来」のタトゥー彫ったTikToker 理由を熱弁も…朝倉がツッコミ「視線痛くない?」
[ 2022年10月11日 12:46 ] 格闘技
-
RIZIN王者・牛久絢太郎 クレベルとのV2戦に自信「自分の良さを全開に出す」
[ 2022年10月11日 12:38 ] 格闘技
-
プロボクシング初タイトル獲得の武居由樹の祝賀会に200人以上 「世界王者になる」と誓う
[ 2022年10月11日 10:10 ] 格闘技
-
中谷潤人 尚弥との対戦に「期待して。そうなるように結果残したい」 後援会発足式
[ 2022年10月11日 04:43 ] 格闘技
-
谷口将隆 故郷関西で防衛戦「チャンスがあればぜひやりたい」 大森署で一日警察署長
[ 2022年10月11日 04:41 ] 格闘技
-
長州「手が震えた」藤波「頭真っ白に」猪木さん追悼10カウント 日本プロレス殿堂会
[ 2022年10月11日 04:40 ] 格闘技
-
天国の猪木さんへ…オカダ涙の誓い「リング上でお見送りできれば」新日1・4東京D追悼大会開催
[ 2022年10月11日 04:35 ] 格闘技