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東洋女子王者の千本は「圧倒します」と凱旋防衛に自信 4回戦の福重はベジータにかめはめ波

[ 2022年9月16日 17:52 ]

前日計量をパスした千本瑞規
Photo By スポニチ

 ボクシングイベント「3150FIGHT SURVIVAL vol.1」(17日、メルパルク大阪)の前日計量が16日、大阪市内であり、セミファイナルの東洋太平洋女子ミニマム級タイトルマッチは2度目の防衛を狙う王者の千本瑞規(28=ワタナベ)がリミットの47・6キロ、挑戦者パク・ヘス(34=韓国)が300グラム下回る47・3キロでクリアした。

 千本は初めて地元の大阪でリングに上がる。「状態はバッチリです。相手はもっと背が高いのかと思っていましたけど、そうでもなかった。何もさせずに圧倒します。地元の友だちがいっぱい来てくれるのでパワーをもらえます」と快勝を誓った。「3150FIGHT」を手がける元世界3階級制覇王者の亀田興毅ファウンダー(35)から「世界タイトルマッチへ行ってもらいたい」と期待をかけられており、本人は「内容が問われる。求められるものをリングで表現したい」と力こぶをつくった。

 また、同興行では、8月14日にJBC管轄外のエキシビションで総合格闘家の皇治と対戦したヒロキングこと福重浩輝(KWORLD3)が62キロ契約4回戦でベジータ石川(折尾)と対戦する。リミットでパスした福重は「あれから1カ月で、すぐに試合を組んでもらい、自分も次のステップへ進むためにアピールしたい」と意気込んだ。一方のベジータは、しっぽを付けたパンツで計量に現れ、61・5キロでパス。福重の“かめはめ波”を平然と受け止めるなどサービス精神を発揮した。「フェアな試合で打ち合いたい。言うても、向こうが強いですけどね。こっちは2ラウンドしかスタミナが持たないので」と控えめだった。

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2022年9月16日のニュース