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ウエルター級無敗頂上決戦 スペンスVSクロフォードが11・19の4団体王座統一戦に合意とESPN

[ 2022年9月16日 07:55 ]

クロフォード(AP)
Photo By AP

 プロボクシングのWBAスーパー&WBC&IBF統一世界ウエルター級王者エロール・スペンス・ジュニア(32=米国)とWBO世界同級王者テレンス・クロフォード(34=同)が、11月19日に米ネバダ州ラスベガスで4団体王座統一戦を開催する全ての条件に合意したと、米スポーツ専門局ESPNが15日、複数の関係者の話として報じた。

 双方の弁護士が合意に関する文書を検討している段階で正式契約はまだ結んでいないが、クロフォードはアル・ヘイモン氏率いるプレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)と収益の配分を含む全ての金銭的条件に同意したという。関係者によると契約には敗者が行使する再戦条項が含まれ、勝者が再戦では収益を多く受け取ることになる。

 両者は3団体統一世界ヘビー級王者オレクサンドル・ウシク(35=ウクライナ)が1位、3団体統一世界バンタム級王者・井上尚弥(29=大橋)が2位の米専門誌リング・マガジン選出パウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級を通じた最強ランキング)で、クロフォードが3位、スペンスが4位に位置づけられている。今年4月にWBAスーパー王座獲得とWBC王座2度目、IBF王座6度目の防衛に成功したスペンスが28戦全勝22KO、昨年11月にWBO王座5度目の防衛に成功した世界3階級制覇のクロフォードが38戦全勝29KOと、パーフェクト・レコード同士のスーパースター対決となる。

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2022年9月16日のニュース