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京口紘人 ファン期待の統一戦へ「お互い対応できる準備を」 亀田興毅氏が語る序盤が重要な理由とは?

[ 2022年8月17日 20:58 ]

京口紘人と亀田興毅氏(右)
Photo By スポニチ

 WBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(28=ワタナベ)が16日に自身のYouTubeチャンネルを更新。元世界3階級制覇王者で、ボクシングイベント「3150FIGHT」を手がける亀田興毅ファウンダー(創業者、35)をゲストに招き、対談した。WBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(BMB)との統一戦について言及する場面あった。

 興毅氏は次戦について質問すると京口は「秋頃かなって感じはあるので、年内には絶対にやれるって感じです」と答えると興毅氏は「それが統一戦で、勝ったらカッコええな!」とWBCライトフライ級王者が寺地との統一戦を熱望した。この対戦カードはファンも期待するマッチメーク。

 もし、このカードが実現すれば12年に日本プロボクシング史上初の現役世界王者同士の王座統一戦となった井岡一翔VS八重樫東戦以来となる日本では2回目となる。

 寺地とは過去に2度エキシビションマッチを戦い、アマチュアでも4回対戦して京口の1勝3敗と負け越しているが対戦が決まれば自信はあるという京口。興毅氏は寺地の強さや上手さを認めた上で「(2人の対戦は)タイプ的にお互いかみ合うと思う。ジャブの差し合いになって、そのあとの展開はどうなるんだろう?」と楽しみにした。

 京口は「前回の矢吹さんとの試合みたいにファイタースタイルで来てくれればかみ合うと思うんですけど、拳四朗選手はどちらかというと足を使ってくるスタイルでくる思ってます。お互いがお互いに対応できる準備はすると思う」と言及した。

 さらに「もし拳四朗とやるってなったらどうですか?」と興毅氏に聞いた京口。興毅氏はサウスポーのためオーソドックスとは戦い方が違うと話した上で「足を使いながらボクシングするかな?拳四朗選手もテクニックがあって上手いから距離詰めていくと捌かれてしまう。ジャブを打たれて、ポイントを重ねられてそれで焦って一発を狙いにいくパターンになってしまうから序盤の4ラウンドまでの戦い方が凄く重要かなと思います。公開採点があるなら3対1の有利な状態でその後の戦い方につなげる」と語った。

 京口は公開採点の試合経験がないため「取ってると思って取れてなかった時には一気に展開を変えないといけない。ボクシングの幅は広くないと難しい」と公開採点に対する不安を口にした。

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2022年8月17日のニュース