競技生活再開のロマチェンコ、10月後半にオルティスとの対戦に合意とESPN　世界戦は来年か

ワシル・ロマチェンコ
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　ボクシング元世界3階級制覇王者のワシル・ロマチェンコ（34＝ウクライナ）が10月後半にジャメイン・オルティス（26＝米国）とライト級で対戦することに合意したと米スポーツ専門局ESPNが17日、報じた。場所は未定という。ロマチェンコが試合に出場すれば昨年12月にリチャード・カミー（ガーナ）に判定勝ちして以来となる。

　ロシアによる母国ウクライナ侵攻後、地元の領土防衛隊に入隊して活動していたロマチェンコは16日、競技生活再開に備えて米ロサンゼルスに到着。4団体統一世界ライト級王者デビン・ヘイニー（米国）をターゲットに、今年後半のリング復帰を目指すと明かしていた。

　オルティスは17戦16勝（8KO）1分けで、今年5月に元WBO世界スーパーフェザー級王者ジャメル・ヘリング（米国）に判定勝ちしていた。ヘイニーは10月15日にオーストラリアで前3団体統一世界ライト級王者ジョージ・カンボソス（オーストラリア）と再戦の予定で、ロマチェンコで世界王座復帰を懸けて勝者に挑むのは早くても来年となる。