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新日本G1 オカダが史上4人目連覇に王手「熱いG1を最後まで過ごして優勝したい」 オスプレイと決勝

[ 2022年8月17日 21:40 ]

ハイアングルのドロップキックを見舞うオカダ・カズチカ(新日本プロレス提供)
Photo By 提供写真

 新日本プロレス「G1クライマックス32」が17日、東京・日本武道館で行われた。公式リーグ戦を勝ち上がった4人によるファイナルトーナメント準決勝は昨年の覇者オカダ・カズチカ(Aブロック1位)とウィル・オスプレイ(Dブロック1位)が勝ち上がり、18日の決勝戦に進出した。

 オカダは現IWGP世界へビー級王者、ジェイ・ホワイトを破って勢いに乗るタマ・トンガ(Bブロック1位)と対戦。昨年のリーグで唯一黒星を喫した相手に危ない場面もあったが、ガンスタンの連続攻撃にも耐えて最後はドロップキックから変形のドライバー、レインメーカー(短距離式ラリアット)のフルコースで勝利。蝶野、天山、飯伏に次ぐ史上4人目の連覇に王手をかけ「ここまで来たらどうだってことはない。相手は誰でもいい。熱いG1を最後まで過ごして優勝したいですね」と自信満々の表情を見せた。

 内藤哲也(Cブロック1位)と初対戦となったオスプレイは序盤から激しい攻防で場内を沸かせると、ディスティーノを切り抜けながらヒドゥンブレード、ストームブレイカーで内藤の心をへし折った。興奮冷めやらぬオスプレイはオカダに宣言布告。ベスト・オブ・スーパージュニア、IWGP世界ヘビー級王座に次ぐビッグタイトルを前に「みんなオカダが勝つと思っているが、俺は今強さを感じている。完全にアクセルをこれ以上踏める状態になっているし、俺を止めることはできない」とほえた。

 かつては同じCHAOSに所属した2人も2年前にオスプレイの裏切りで決別した因縁がある。新日本の絶対的エースのオカダに「UNITED EMPIRE」のエースとして君臨するオスプレイ。IWGP世界へビー級のタイトルをかけた今年の1・5東京ドーム以来の一騎打ち。50周年を迎える新日本の夏の最強男決定戦にふさわしい「熱い」バトルが繰り広げられそうだ。

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2022年8月17日のニュース