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井岡との再戦へ元王者ニエテスが公開練習「チャンスがあればKOしたい」王座奪回に自信

[ 2022年7月7日 19:27 ]

6日に来日したニエテス(志成ジム提供)
Photo By 提供写真

 プロボクシングのWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦は、13日に東京・大田区総合体育館で行われる。

 WBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(33=志成)に挑戦する元王者で同級1位のドニー・ニエテス(40=フィリピン)が7日、オンライン形式で公開練習を行った。井岡には18年の大みそかにマカオで行われた王座決定戦で2―1の判定勝ち。3年半ぶりの再戦へ向けて6日に来日し「調子はとてもいい。長らく井岡との試合を楽しみにしていた」と抱負を述べた。練習ではトレーナーを相手にしたミット打ちで、ワンツー主体にアッパーやボディーも含めてコンビネーションを披露した。

 井岡との初戦で4階級制覇を達成したものの、指名挑戦者が同じフィリピンのアストン・パリクテ(31=同)だったため「戦いたくなかった」と王座を返上。その後、井岡は決定戦でパリクテを下して4階級制覇を達成した一方、ニエテスは丸2年のブランクをつくり21年にドバイで2試合を消化。指名挑戦者の立場で王座奪回に臨む今回は今年2月から再戦へ向けたハードなトレーニングを積んできたと明かし、「日本は井岡のホームだが、KOで勝ちたい。前回と似たような展開になると予想しているが、チャンスがあればKOしたい。王座に返り咲く自信はある」と意気込んだ。

 ブランクの間も「トレーニングを続けて次のチャンスを待っていた。年齢は気にしていないし、関係ない」とし、この試合の意味について問われると「伝説のボクサーとして自分を維持するための試合と思っている。毎日のトレーニングでパワーとスピードの両方を強化している」と衰えを否定した。

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2022年7月7日のニュース