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田中恒成が5回TKO勝ちでWBOアジア・パシフィック王座獲得 4階級制覇再挑戦へ前進

[ 2022年6月29日 20:52 ]

プロボクシング WBOアジア・パシフィック・スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦 ( 2022年6月29日    後楽園ホール )

5回、橋詰(左)をロープ際に追い詰め仕留める田中(撮影・島崎忠彦)
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 挑戦者の元世界3階級制覇王者・田中恒成(27=畑中)が王者・橋詰将義(28=角海老宝石)に5回2分52秒TKO勝ちし、4階級制覇再挑戦へ踏みとどまった。元WBOミニマム、ライトフライ、フライ級王者の田中は17勝(10KO)1敗。東洋太平洋スーパーフライ級王者でもあり、初防衛に失敗した橋詰はプロ初黒星で19勝(11KO)1敗2分け。

 1回は橋詰が右ジャブで主導権を握り、左を当てて優位に立ったが、田中は2回で見切ったように対応。ダッキングでパンチを避け、右ストレート、左フック、右ボディーと次々に当てていった。3回以降は橋詰を何度もロープへ追い詰めるなど圧倒した。5回にヒッティングで橋詰が右目上をカットし、ドクターチェックが入った残り45秒から猛攻。アッパーなど17連打で追い詰め、最後は11連打でレフェリーストップを呼び込んだ。

 田中は20年大みそかにWBOスーパーフライ級王者・井岡一翔(志成)に敗れて4階級制覇に失敗後、昨年12月に元日本王者の石田匠(井岡)に2―1で判定勝ち。再起2戦目の今回は14年10月以来、約7年8カ月ぶりの後楽園ホール登場だった。「僕はもともと泥臭く戦って最後に勝利を収めるスタイル。これからも一戦一戦攻めまくります」と超攻撃的スタイルへの原点回帰を強調。前日計量では「この舞台は俺に似合わない」と強気に話していたが、「もちろん本心でもある。早く世界に戻って、世界チャンピオンに本当になりたい」と意気込んだ。

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