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日本バンタム級タイトル戦の計量で早くも火花 王者のベルトに堤「よだれが出る」沢田「渡すつもりない」

[ 2022年6月22日 15:53 ]

計量をパスした沢田(左)と堤
Photo By スポニチ

 プロボクシング日本バンタム級タイトルマッチ(23日、後楽園ホール)の前日計量が22日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、王者・沢田京介(34=JB SPORTS)はリミットの53・5キロ、挑戦者の同級1位・堤聖也(26=角海老宝石)は100グラム軽い53・4キロでパスした。計量後の写真撮影では、沢田が肩にかけたベルトを堤が凝視。「明日あれが俺のものになると思った。先輩のベルトは見たことあるけど、いいですね。よだれが出ます」と闘志むき出しの堤に対し、沢田も「(ベルトを見ていたのは)何となく気づいていた。渡すつもりはないです」と応じた。

 日大出身の沢田は今年2月、大嶋剣心(帝拳)との王座決定戦に5回負傷判定勝ちし、13年4月のプロデビュー以来約9年、19戦目にして悲願の戴冠。「(ベルトを)取って終わりじゃない。ここからしっかり守っていく。王者としての実力を見せたい」と意気込み、試合のポイントを問われると「(堤は)いろいろなことをしてくると思うが、自分のボクシングを徹底していくこと」を挙げた。同じバンタム級では井上尚弥(大橋)が日本人初となる世界3団体王座統一を達成。「(ドネアを)あんなに後津するとは驚きました。さすがだ」と試合の印象を語り、「同じ階級でとても刺激になったし、憧れで終わるのではなく少しでも追いつきたい」と力を込めた。

 平成国際大出身の堤は18年3月、ワタナベジムからプロデビュー。19年9月に角海老宝石ジムへ移籍し、20年1月に中嶋一輝(大橋)、同10月に比嘉大吾(当時Ambition)と2試合続けて引き分けて以来、1年8カ月ぶりの試合でタイトル初挑戦となる。沢田を「凄くいい王者。パンチに切れがあり、最近はオープニングでダウンを取ったり、なんと言っても引き分けを挟んで8、9年負けていない。勝負強さを持っていると思うので警戒したい」と評価する一方、「ベルトへの思いは誰よりも強いと思う。ボクシングを始めて一度も日本一になったことがない。伝統の日本バンタム級のベルトを取れれば誇らしい」とタイトルマッチにかける思いを吐露。「引き分けるぐらいなら負ける方がマシ。ここまでやって負けたら仕方ない、というぐらいの境地にまで自分を高めることができた自信はある」と言い切った。

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