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Kー1王者・大和哲也 山崎秀晃のTKO負けに「胸が痛くなった…」 山崎の出場で危惧していたこととは?

[ 2022年6月22日 20:00 ]

THE MATCH 2022   〇原口健飛ー山崎秀晃● ( 2022年6月19日    東京ドーム )

大和哲也(撮影・島崎忠彦)
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 Kー1スーパー・ライト級王者の大和哲也(34=大和ジム)が20日に自身のYouTubeチャンネルを更新。19日に開催された格闘技イベント「THE MATCH 2022」での第6代RISEライト級王者の原口健飛(24=FASCINATE FIGHT TEAM)と前K―1スーパー・ライト級王者の山崎秀晃(35=SAGAMI―ONO KREST)の一戦を振り返った。

 大和は4月3日に開催された「K―1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5」で山崎に左フック一閃で1RTKO勝利を飾り、新王者に輝いた。

 山崎にとっては今回の試合が大和に敗れてからの再起戦だったが1R残り1分すぎに相手のパンチのラッシュからスタンディングダウンを奪われ、終了間際にも左フックでダウンを奪われた。ダメージが残る中で2Rに打ち合いをするが最後はパンチのラッシュを浴びてTKO負けで2連敗となった。

 原口と山崎の一戦を見終わって「胸が痛くなった…」と率直な感想を言葉にした。つづけて「前回のダメージが残ってたもん。あんなKO負けするとダメージ残るんだよね」とその理由について語った。

 戦前に山崎は自身のYouTubeで「前回の試合を引きずってるとかないし、ダメージもない。全くネガティブもなくて、正直前しか向いてない」とコメントしていたが大和は原口VS山崎が決まった時点で出場しないほうがいいと思っていたという。「もっと動けたと思うけどダメージが残ってると倒れるパンチじゃなくても効いちゃうし倒れちゃう。脳ダメージは怖いからね」と話した上で「本人は違うというかもしれないけど、周りからしたら脳のダメージが残っていたと思えると思う」とプロの目線から見て前回のダメージが残る倒れ方だったと振り返った。さらに「あの倒れ方をしちゃうと脳が覚えてるからね。ダウンしやすくなる」と説明した。

 「山崎選手にとっては1発で負けるより2Rも戦ってやり切った感はあると思うけどね」とこの話題を締めた。

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