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城戸康裕「勝たせてあげたかったな…」と武尊の敗戦に涙止まらず 試合後は放心状態「報われると思ってた」

[ 2022年6月21日 19:12 ]

城戸康裕
Photo By スポニチ

 K―1ファイターの城戸康裕(39)が20日に自身のYoutubeチャンネルを更新。19日に開催された格闘技イベント「THE MATCH 2022」のメインRISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)とK―1史上初の3階級王者で現スーパー・フェザー級王者・武尊(SAGAMI―ONO KREST)の “世紀の一戦”を振り返り、武尊の敗戦に涙を流した。

 試合は那須川が1Rに左フックでダウンを奪い、武尊を判定で下して無敗のままキックボクシングラストマッチで有終の美を飾って、涙を流した。

 大会から一夜明けてこの動画を収録。改めて「THE MATCH 2022」は那須川と武尊が居たから開催できたという。「2人の大会だと思った。彼ら2人がいなかったら東京ドームは絶対にできないし、埋まらない」と話した。

 プライベートでも武尊と仲の良い城戸は武尊を応援していた。「一夜明けて…うーん…キツかったな…」と言葉を詰まらせて大会を思い出して涙が溢れ出た。「アイツ頑張ってたから。ずっと何年も見てて、“この試合(那須川戦)をずっとやりたい”と言ってたからそういう風になるようにと俺は思っていた。全部、武尊が動いたから出来た大会でそれを見てたから帰りの姿を見たらキツかったな。武尊が負けたことがショックだなというのも違うかもしれないけど勝たせてあげたかったな」と涙ながらに思いを明かした。

 この試合が実現する前に武尊と一緒にいた時もこの試合について「武尊逃げるな!」「K―1はいつも逃げてる」などの武尊への誹謗中傷を見せてもらっていた城戸。「武尊は一歩も逃げてない。あの男はそういう事を言われるのが大嫌いだから“一早くやりたい”と言ってた。やっと報われると思ってからのあの結果だったから放心状態だった」とようやく実現できた試合だったからこそ武尊の敗戦は辛かったようだ。

 試合後に武尊とはLINEのやり取りをしたと明かした。「俺は彼を楽しませることしかできないけどショックだわ」と語り、この敗戦は武尊にとっても試練なのかもしれないとつづけた。
 

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