ドネア　王座陥落も尚弥を祝福「アリガトウ」　試合後の抱擁にネット感動「やっぱりボクシングは最高」

＜世界バンタム級3団体王座統一戦＞勝利しドネア（右）と健闘を称え合う井上（撮影・島崎忠彦）
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　プロボクシングの世界バンタム級3団体王座統一戦は7日、さいたまスーパーアリーナで行われ、WBAスーパー＆IBF同級王者の井上尚弥（29＝大橋）がWBC同級王者ノニト・ドネア（39＝フィリピン）に2回1分24秒KO勝ちし、日本人初の3団体統一王者となった。

　ネットでは試合後、健闘を称え合う両者の抱擁に注目。敗れたドネアはリング上で井上と抱き合い「アリガトウ、コングラッチレーション」と祝福。涙を浮かべながら退場しようとすると、場内からは大きな拍手が送られた。

　この場面にネットでは「さっきまで殴り合ってた者同士が熱く抱きあい、お互いに感謝しあえるなんてやっぱりボクシングは最高だよ」「ドネア最初の抱擁で日本語でありがとうって言ってたんだな。人格も含めて偉大なチャンプだった」「涙にじむ“アリガトウ”の抱擁に感動」「勝者を素直に称えられるなんて素晴らしい。俺もこんな男になりてえなあ!」「試合前から相手に常に敬意を払って、負けた直後に抱擁して“アリガトウ”って言ったドネアに心からのリスペクトを送りたい」「終わった後の2人の抱擁とか会話とか凄い互いにリスペクトしてて感動してしまった」とドネアの行動が大きな反響を呼んでいた。