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村田諒太「あの一撃で勝負は決まった。起こるべくして起こった2回KO」 尚弥の試合運びを称賛

[ 2022年6月7日 22:21 ]

ボクシング・世界バンタム級3団体王座統一戦   〇WBAスーパー&IBF&WBO王者・井上尚弥 TKO2回1分24秒 WBC王者ノニト・ドネア● ( 2022年6月7日    さいたまスーパーアリーナ )

井上尚弥VSドネアの解説のため会場に姿を見せた村田諒太(代表撮影)
Photo By 代表撮影

 プロボクシングの世界バンタム級3団体王座統一戦は7日、さいたまスーパーアリーナで行われ、WBAスーパー&IBF同級王者の井上尚弥(29=大橋)がWBC同級王者ノニト・ドネア(39=フィリピン)に2回1分24秒TKO勝ち。日本人初の3団体統一王者となった。

 Amazonプライム・ビデオで独占ライブ配信されたこの一戦で、前WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太(36=帝拳)がゲスト解説を務めた。

 試合後、解説席を訪れた井上に対し、村田は「僕はドネアが待つと思ってた。だから始めそこに面食らったんじゃないかと。で、左フックが当たっていたので」と尋ねた。すると井上は「自分はドネアに手を出させて、カウンター、その一択かなと思っていた」と試合前の戦略を明かした。

 そして1ラウンド目にダウンを奪った右クロスについて「もろに脳に直撃したようなパンチだったので、あの一撃で勝負は決まった。起こるべくして起こった2ラウンドKOだった」と井上の強さに関心していた。

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