尚弥、余裕の減量「いやー、寂しいなあ。のどが乾いているこの瞬間が終わっちゃう」大橋会長明かす
ボクシング・世界バンタム級3団体王座統一戦 ( 2022年6月7日 さいたまスーパーアリーナ )
前日計量が6日、横浜市内のホテルで開かれ、WBAスーパー&IBF王者・井上尚弥(29=大橋)はリミットの53・5キロ、WBC王者ノニト・ドネア(39=フィリピン)は100グラムアンダーの53・4キロで、ともに一発パスした。大橋ジムの大橋秀行会長によると、井上は計量直前に「いやー、寂しいなあ。のどが乾いているこの瞬間が終わっちゃうなんて」と話したそうで、余裕の減量だったことをうかがわせた。
使用グローブは井上がレイジェスの黒、ドネアがエバーラストの青とオレンジ。これまで日本製と米グラント社製を使ってきた井上は、ナックル部分の革が薄く衝撃を与えやすいとされるメキシコのレイジェス社製を初めて導入するが、大橋会長は「今は(どこも)みんな一緒だよ」と断った上で、「本人の希望。いろいろなグローブを試して、(レイジェスが)握りやすいと言っていた」と説明した。
統一戦にも関わらず、試合はWBCルールである4、8回終了後の公開採点を採用。公開採点を要望したという大橋会長は「WBCが入っているから、そういうものだと思っていた」と話し、ボクシングに詳しくない視聴者も見るような試合であることから「あった方が分かりやすいしね」と強調した。
通常ならジム会長やトレーナーが参加する計量後のルールミーティングでは、冒頭だけ井上とドネアも出席した。統一戦ながらWBCの要望によって「インスタントリプレー検証」と、4、8回終了時の公開採点」を実施することが決定。インスタントリプレー検証は、ダウンの判定やゴング後の加撃など明らかな疑義が生じた時に試合中・試合後に限らず映像を確認するもの。グローブは井上が黒のレイジェス社製、ドネアが青とオレンジの米エバーラスト社製を使用する。
2022年6月6日のニュース
-
尚弥「明日は思う存分暴れたい」ドネア「気になるのはリングの中の井上だけ」計量後コメント
[ 2022年6月6日 20:20 ] 格闘技
-
敵地で王座陥落の尾川堅一が帰国「心に大きな穴が空いた」 進退は保留…
[ 2022年6月6日 19:49 ] 格闘技
-
尚弥、余裕の減量「いやー、寂しいなあ。のどが乾いているこの瞬間が終わっちゃう」大橋会長明かす
[ 2022年6月6日 15:21 ] 格闘技
-
尚弥、ドネアとの再戦へお見事“シックスパック”で計量パス ビデオ検証&公開採点を採用
[ 2022年6月6日 14:43 ] 格闘技
-
新日本プロレス 選手契約違反で飯伏幸太に3カ月の10%減俸処分、同社担当者も処分
[ 2022年6月6日 12:53 ] 格闘技
-
尾川 ワンパン負け…初防衛失敗、英国で英国人に日本人6戦全敗「実力のなさ痛感」
[ 2022年6月6日 05:30 ] 格闘技
-
村田 進退に言及「やめることに関しては自分で決められる」
[ 2022年6月6日 05:30 ] 格闘技
-
村田 尚弥とドネアの再戦は“ドネア有利”「意外と拮抗する」
[ 2022年6月6日 05:30 ] 格闘技