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村田 進退に言及「やめることに関しては自分で決められる」

[ 2022年6月6日 05:30 ]

WOWOWでゲスト解説を務めた村田諒太
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 ボクシングの前WBA世界ミドル級スーパー王者・村田諒太(36=帝拳)が5日、引退する場合は自分だけで決断する意向を明らかにした。都内でWOWOWオンデマンドのライブ配信にゲスト出演し、「(現役を)やるとなったら僕だけじゃ決められない。でも今回は、やめることに関しては自分で決められる状況がそろっている気がする」と話した。

 4月9日のミドル級王座統一戦でゲンナジー・ゴロフキン(40=カザフスタン)に9回TKO負けした後、メディア出演は初めて。試合中、どの位置からでもパンチを打てるゴロフキンが村田の苦手な距離に詰めてきた変化に対応できず「自分の実力を出して負けたので、今回は初めて納得のいく負けだった」と振り返った。現役続行を望む声が多い中、ゴロフキン戦の反動で「今はそういう気になれない」とし、実現したビッグマッチで力を尽くしたことで「今回は世間から(引退を)許されるのかと思ったり、心が揺れています」と明かした。

 進退については「もうちょっとしたら答えを出さないといけないと思う」とコメント。帝拳ジムの本田明彦会長がバンタム級王座統一戦のため多忙で「井上(尚弥)選手の試合が終わったら話をさせてもらおうと思う。動きがあるとしたら、そこから」と見通しを口にした。

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2022年6月6日のニュース