新日本プロレス　選手契約違反で飯伏幸太に3カ月の10%減俸処分、同社担当者も処分

飯伏幸太
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　新日本プロレスは6日、選手契約違反で飯伏幸太に3カ月の10%減俸、管理責任で大張高己社長に3カ月の10%減俸、選手への不適切発言に基づく服務規律違反で同社担当者に3カ月の10%減俸および職務内容を変更する処分を発表した。

　飯伏はケガで欠場中の3月、他団体の大会に新日本側に無断で参加してセコンドに付いた。行動を問題視した新日本の社員が飯伏とLINEでやりとりをしたが、飯伏は社員からの“解雇通告”とも受け取れるメッセージを自身のSNSに公開。その後もツイッター上で批判していた。

　騒動後、新日本は5月27日にオンライン記者会見を行い、親会社のブシロード木谷高明会長、新日本の大張社長が出席。3月4日のJUST　TAP　OUT後楽園ホール大会に飯伏が無断でセコンドに付いたと報告し、新日本との専属契約のため「専属契約違反」があったと説明。一方で、飯伏の一連の批判的なツイートにつながってしまった社員との「配慮のない文書」のLINEやり取りは事実と認めた。

　新日本は公式サイトで処分を発表。「ファンの皆様・関係各位には、多大なるご心配とご迷惑をおかけしたことを、ここに改めましてお詫び申し上げるとともに、今後とも引き続き新日本プロレスを応援して頂きますようお願い申し上げます」とした。