敵地で初防衛戦の尾川が自信のインタビュー　挑戦者に「かかってきなさい。早く戦いたい」

IBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ   王者・尾川堅一《12回戦》同級3位ジョゼフ・コーディナ （ 2022年6月4日    英カーディフ・モーターポイントアリーナ ）

英国に到着した尾川（帝拳ジム提供）
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　完全アウェーでの初防衛戦に臨むIBF世界スーパーフェザー級王者・尾川堅一が、興行を主催する英プロモート大手マッチルームのインタビューに応じた。同社が5月31日、ユーチューブチャンネルで公開した。同29日に決戦の地・カーディフに到着した尾川は、ウェールズの象徴「レッド・ドラゴン」がプリントされたTシャツ姿でインタビューに応じ、「ウェールズに来たから」と笑って説明。インタビュー前には街を歩いてカーディフ城を見たそうで「とてもきれいな街」と印象を口にした。

　挑戦者コーディナの地元での防衛戦を“タフな挑戦”とインタビュアーに表現されると「タフとは思っていないし、ただの防衛戦との感覚でいます。コーディナには申し訳ないけど、僕が普通にチャンピオンとしてアウェーで勝つという思いでしかない」と頼もしく答えた。勝ちにこだわり、日本で待つ家族へベルトを持って帰ることを最優先課題に掲げた上で今後の目標は統一戦と明言。コーディナを「とても才能がある」と評価しながらも、メッセージを求められると「かかってきなさい。早く戦いたい。土曜日（4日）に会いましょう」と自信満々だった。