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岩田翔吉「前回以上の成績を」 初防衛戦で大内淳雅と昨年6月以来の再戦

[ 2022年3月4日 15:47 ]

<日本ライトフライ級タイトルマッチ>前日計量をクリアした王者・岩田翔吉(左)と挑戦者の大内淳雅
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 プロボクシング日本ライトフライ級タイトルマッチ10回戦(5日、後楽園ホール)の前日計量が4日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション事務局で行われ、王者・岩田翔吉(26=帝拳)、挑戦者で同級3位の大内淳雅(36=姫路木下)ともにリミット(48.9キロ)を100グラム下回る48.8キロで、ともに一発でクリアした。

 岩田にとっては昨年11月に獲得した王座の初防衛戦。大内とは昨年6月以来の再戦となる。前回の対戦は5~7点の大差をつけて3―0の判定勝ち。「やりづらさは感じていない。スタイル的にやりづらいタイプの選手ではないので前回以上の結果を残したい」と気合を入れた。

 アマチュア時代に何度も再戦を経験。元WBC世界バンタム級暫定王者・井上拓真(大橋)とは4度対戦し、3連敗したものの、4度目に初勝利。「再戦に苦手意識はない」と言い切る。前回からここまでの期間に「しっかり効かせるボディーが打てるようになった」と成長を実感しており、「普段通り練習してきたことを出せば、大丈夫」の自信はある。「倒すことを意識しすぎずに、しっかり丁寧に崩して仕留めにいきたい。KOします」と宣言した。
 WBA2位を筆頭に主要4団体のうち3団体で世界ランキング入り。世界挑戦も見える位置にいるが、「明日の試合に集中して、それをクリアしたら考えたい」と表情を引き締めた。

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2022年3月4日のニュース