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武尊 会見で那須川天心と対照的な表情になった理由とは?「スイッチが入ってないんじゃないかなと…」

[ 2022年1月31日 21:11 ]

武尊
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 Kー1史上初の3階級王者で現スーパー・フェザー級王者の武尊(30=SAGAMI―ONO KREST)が31日に更新された元K―1世界王者でタレントの魔裟斗(42)のYouTubeチャンネルに出演。今年6月に決まったRISE世界フェザー級王者でキックボクシング45戦無敗の那須川天心(23=TARGET/Cygames)との“世紀の一戦”について語った。

 7年前、那須川が武尊の名前を出したのが始まりだった。15年8月の「BLADE FC JAPAN CUP 2015 ―55kgトーナメント」を全試合KO勝利で優勝した那須川は試合後のリング上で「55kgでやりたい選手が1人います。K―1の武尊選手ですが、かかってこいやって感じです。全試合KOなので僕の方が上だと思っています」と対戦をアピールした。さらに同年11月のK―1 WORLD GP ―55kg王座初防衛に成功した武尊ふぁ試合後、花道を引き上げる際に観客席にいた那須川が「大みそかやりましょう!」と対戦をアピール。そこから2人の物語は始まった。

 6年の月日が経った昨年末にファン待望のドリームカードが発表された。魔裟斗は「この6年間、“天心から逃げるな”みたいに言われて武尊も結構辛かったもんね」と話すと武尊は「ひたすら言われましたね。悔しい部分が凄くありましたね」。さらには「僕だけの問題じゃなくてK―1が悪く言われちゃったりもしてたんで、それが悔しいしやり切れないというか…魔裟斗さんだったり、昔のアンディ・フグさんだったり色んな人が作ってきたK―1だったんで、僕のこの試合の事でK―1自体を悪く言われちゃうっていうのが凄く引っかかっていてそれを早くスッキリさせたかった」と今回の試合が決まるまでの本音を漏らした。

 魔裟斗は対戦発表会見での2人の表情が気になったという。「2人が全然対照的な表情をしていたね。天心はニコニコしていつもの天心らしい表情で、武尊は内に秘めた闘志みたいな表情に見えたんだけど、あれはどういう気持ちだったの?」と聞いた魔裟斗。武尊は「僕の中で去年の6~7月くらいから試合モードでスイッチを入れていました。その試合に向けて追い込みも始めてました。僕の中でスイッチオンだったので、天心選手は僕の試合に対してスイッチが入ってないんじゃないかなという。そこのあれなのかな」と表情の差について返答した。そして「本当は去年の大みそかにやれるくらいの話になってたんでそこから延びちゃったのがあって、僕の中ではまだそこの気持ちが切り替えられてなかったし、色々と思う事もあったり、言いたい事もあったけどそれを出さないようにじゃないですけど色々と言葉も選んでました」と会見では言葉を選びながら発言していたことも明かした。

 動画では“世紀の一戦”に向けての練習環境や体重についても語っている。

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2022年1月31日のニュース