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魔裟斗&武蔵 今年6月に決まった那須川VS武尊について言及!2人とも世紀の一戦を「5Rで見たい」

[ 2022年1月14日 07:30 ]

武蔵(左)と魔裟斗(右)
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 元K―1世界王者でタレントの魔裟斗(42)と元K―1選手の武蔵(49)が13日、両者のYouTubeチャンネル「魔裟斗&武蔵チャンネルムサマサ!」を更新。今年6月に決まったファン待望のドリームカードRISE世界フェザー級王者でキックボクシング45戦無敗の那須川天心(23=TARGET/Cygames)とKー1史上初の3階級王者で現スーパー・フェザー級王者である武尊(30=SAGAMI―ONO KREST)について語った。

 ファン待望の世紀の一戦が実現することに武蔵は「“もうないやろ”と思うてたら突然やで」と興奮気味に語り始めた。魔裟斗は「天心は武尊というビックマッチの前に誰とやるんですか?難しくないですか」と那須川のRISEラストマッチとなる4月の試合は誰が相手になるのか気になるようだ。「ビックマッチの2カ月前に試合やっていいのか?と逆に思ってますよ」とつづけると武蔵が「那須川天心って結構ビックマッチの前とかでも試合をこなして試合モードのままビックマッチに合わせるみたいな感じのタイプやんね。人気選手やから試合数が多いってのもあるんやろうと思うけども」と説明した。

 武尊は2月にエキシビションマッチという形で現K―1フェザー級王者の軍司泰斗(22=K―1ジム総本部チームペガサス)と対戦して那須川との1戦を迎える。武尊は昨年3月にレオナ・ぺタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)にKO勝利したが右拳を痛めたことについて魔裟斗は「時間が経ってるから治ってるとは思うんですけど、また痛める可能性もあるわけじゃないですか」と語ると武蔵も「拳って痛める癖がつくからね」と武尊の拳について少し心配した。

 武蔵は昨年大みそかの「RIZIN.33」での那須川と五味隆典(43=イーストリンカンラスカルジム)のRIZINスタンディングバウトスペシャルルールで行われた試合を見て那須川がもっと圧倒するかと思ったという。「五味は絶頂期のようなスピードがないのもわかっているからスピードで天心が圧倒するんかなと思ってた」と言う魔裟斗も同じ予想をしていて「五味がスピードでついていけない状態になるんだろうなと思ってましたよ。倒すのは難しいにしても、もっと一方的にヒット&アウェイの形になるんだろうなと思ったんですよ。ちょっと危ないパンチとかもありましたよね」と話した。武蔵は「今、ボクシングの練習をしてるわけやからね。五味にも結構打たれたよね。会場が沸くような危ないパンチもあって、もちろんダメージまでは繋がってないと思うけど」と危ない場面があったという。

 さらに試合を見終わった時に「テクニック的には差があるんかなと思っていたけど、これぐちゃぐちゃにしたら武尊分からんぞというイメージが湧いてきた」という感想を持ち、武尊と那須川の一戦を想像したと話した。魔裟斗は自身のYouTubeチャンネルでも語っていたようにこの試合のポイントは体重とラウンド数だと改めて語った。それを聞いた武蔵も「パワーは残ったままで軽い選手と試合したらパワーでは圧倒できると思うんよね。捕らえることが出来ればKOのチャンスは出てくると思う」と体重面では武尊が有利と言いつつも「天心ってなんだかんだテクニシャンやからポイントアウト出来る。もちろん倒しにいく試合をすると思うけど、危険を犯さないという試合も出来るからそこで上手く当てて逃げるという戦いも出来るタイプ。そうなった時に武尊はそこを無理やりこじ開けて倒しにいけるかというところも必要とはされる」と熱弁した。

 ラウンド数についても魔裟斗は「武尊からしたら長いラウンドが良いですよね。3Rだったら天心のスピードでポイントアウトされる可能性が高いじゃないですか。長いラウンドだったら相手のスピードも落ちてきて絶対にスピードに慣れるじゃないですか。5Rになれば武尊のKOもありえますよ」と予想した。武蔵も「3Rじゃ短い。5Rで見たいね」と長いラウンドで行われることを希望した。キックボクシング界の歴史を築いてきた2人も今回の世紀の一戦が楽しみだと最後に話した。

 動画ではこの他にもONEで行われているフェザー級キックボクシング世界グランプリトーナメントの準決勝で決まったマラット・グレゴリアン(アルメリア)とチンギス・アラゾフ(ベラルーシ)の1戦についても語っている。

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