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京口紘人22年のテーマは「王座統一」 団体内統一戦クリアし、他団体王者と統一戦へ

[ 2022年1月6日 20:16 ]

2022年の初練習を行ったWBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人は今年のテーマに「王座統一」を掲げた
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 プロボクシングWBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人(28=ワタナベ)が6日、東京・五反田の所属ジムで2022年の初練習を行い、今年のテーマに「王座統一」を掲げた。

 一昨年の12月に英プロモート大手マッチルームと契約を結び、昨年は3月に米テキサス州ダラスでアクセル・アラルゴン・ベガ(メキシコ)に5回TKO勝ちし、3度目の防衛に成功したものの、試合はこの1試合だけ。いつ試合が決まるか分からない状況が続いたため、ほぼ1年間、体重をキープすることを余儀なくされたが、「試合ができなかったのは自分だけじゃないし、仕方ないこと。米国デビューはできたので良しとします」と割り切り、今年は「3試合はやりたい」と希望した。

 年末年始は大阪府和泉市出身の実家に里帰りし、リフレッシュ。この日からシャドー、ミット、サンドバッグ打ちなどジムワークを再開。試合が決まれば、実戦練習などを組み込んでいく。まずは、WBAから対戦指令が出されている正規王者エステバン・ベルムデス(メキシコ)との団体内統一戦。それをクリアし、次は他団体王者との統一戦の年内実現が目標だ。

 「リターンのデカい試合がしたい。IBFは(ミニマム級の)ベルトが持っているので、WBOか、WBCか持っていないベルトを獲りたい」

 1階級1王者の方針を打ち出しているWBAは正規王者ベルムデスとの統一戦の契約締結期限を設定。京都市内で取材に応じたワタナベジムの渡辺均会長は「日本時間の8日ぐらいには発表になると思う」と見通しを語った。

 京口は「自分は決められた試合をやるだけ。いつでも試合ができるように準備するだけ」と表情を引き締めた。

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2022年1月6日のニュース