井上拓真 WBO・APスーパーバンタム級王座獲得!階級よりも兄・尚弥との差を痛感「自分はまだまだ」

[ 2021年11月11日 21:45 ]

<WBOアジアパシフィックSバンタム級王座決定戦>ベルトを手にガッツポーズの井上拓真(撮影・島崎 忠彦)
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 プロボクシングのWBOアジアパシフィック・スーパーバンタム級王座決定戦12回戦は11日、東京・後楽園ホールで行われ、同級1位の井上拓真(25=大橋)が同級3位の和気慎吾(34=FLARE山上)に3―0で判定勝ちし、新王者となった。戦績は井上が16戦15勝(3KO)1敗、和気は36戦27勝(19KO)7敗2分。

 序盤は長身でリーチも長く、スピードもあるサウスポーの和気を攻めあぐねていたが、4回に強烈な右ストレートを顔面に浴びせてダウンを奪う。その後は主導権を握り、ジャッジ3者の採点は117―110の完勝だった。

 「勝ててホッとしているけど、課題もあった。ナオなら倒し切っている。自分はまだまだだと痛感しました」

 スーパーバンタム級で東洋太平洋王座を5度防衛、世界戦を含め35戦のキャリアを持つ和気に完勝し、「階級の差は感じなかった」と振り返った井上拓だが、兄・尚弥との違いを反省した。

 19年11月に当時の正規王者ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)との統一戦に敗れて王座陥落。意識しているのは兄とは違う自分自身のボクシングスタイルの確立。井上拓は「まだ完成度は60%ぐらい。兄弟世界王者が目標なので、チャンスが来たら一発で獲れるように、これからも精進していきたい」と表情を引き締めた。

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