史上初の3連覇を狙う飯伏幸太が黒星発進の波乱　新日本G1クライマックス

まさかの黒星発進となった飯伏（提供　新日本プロレス）
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　新日本プロレスの「G1クライマックス31」が18日、エディオンアリーナ大阪で開幕。公式戦最初の試合で、史上初の3連覇を狙うAブロックの飯伏幸太が高橋裕二郎に敗れる波乱の幕開けとなった。

　飯伏は相手のダーティーなラフ攻撃に手を焼きながらも打撃で対抗。しかし必殺「カミゴェ」をかわされると最後は急所攻撃から新技「BIG　JUICE」を浴びた。会心の勝利に「この俺がよ、（7・25）東京ドームのメインを飛ばした病み上がりに負けるわけがねえだろう」とほえる裕二郎とは対象的に、まさかの黒星発進となった飯伏は「ボクは万全だけど…。こっから負けない。いやあ、次、次から…次から」とうなだれた。

　この日はAブロックの公式戦5試合が行われ、グレート―O―カーンはタンガ・ロアとの初出場対決を制し、矢野通は巧みなインサイドワークでKENTAを撃破。ザック・セイバー・Jrは内藤哲也からギブアップを奪った。メインは、IWGP世界へビー級王者の鷹木信悟が乱打戦の末に石井智宏を下した。