中谷潤人、V1戦へロスで充実の調整「良い練習ができている」
初防衛戦に向けて米ロサンゼルス滞在中のプロボクシングWBO世界フライ級王者・中谷潤人(23=M.T)が順調に調整を続けている。27日(日本時間28日)で1週間となったが、今週だけで30ラウンド、現地入り後トータルでは36ラウンドのスパーリングを消化。「減量中ですが、体力的にも10ラウンド問題なく動けているので好調です」と報告した。来週には12ラウンドのスパーを2回実施するという。
中谷は中学卒業後、単身渡米し、ボクシング修行を行った。その時に拠点となったのが、多くの世界王者を育てた名トレーナー、ルディ・エルナンデス氏のジムだった。ルディ氏には10ラウンドのスパー後に、サンドバッグ打ちで状態を上げてもらったそうで、「良い練習ができているなと感じています」と手応えを口にした。
前日の26日(同27日)にはメディカルチェックも受けた。目検査は瞳孔を開いて行う精密検査だったため、目の保護用に病院からサングラスを渡されたという。「これがペラペラで…。普段はサングラスなどしませんが、さすがにまぶしくて、かけちゃいました」と苦笑い。中谷のSNSには、サングラス姿の自身の動画もアップされている。
中谷は9月10日(同11日)にアリゾナ州トゥーソンで同級1位アンヘル・アコスタ(30=プエルトリコ)の挑戦を受ける。残り2週間。「引き続き、気を引き締めて頑張ります」と気合を入れた。
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