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拳四朗、V8に自信「いつも通り戦えば問題ない」 最年長王座獲得狙う久田と対戦 

[ 2021年4月22日 13:11 ]

<WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ>調印式、記者会見に臨んだ王者・寺地拳四朗(左)と挑戦者の久田哲也 
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 プロボクシングのWBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦(24日、エディオンアリーナ大阪)の調印式、記者会見が22日、大阪市内で行われ、8度目の防衛を目指す王者・寺地拳四朗(29=BMB)、挑戦者で同級1位の久田哲也(36=ハラダ)が意気込みを語った。

 本来は昨年12月に対戦する計画だったが、寺地の不祥事が発覚して延期された。“みそぎ”の一戦に臨む寺地は「僕は勝つだけ。たくさんの方が支えてくれたので、その人たちに素晴らしい恩返しができるように勝つだけです」と必勝宣言。「いつも通り戦えば問題ない。焦らず自分のペースで戦えたらと思っている」と自信を示した。

 一方の久田は勝敗のポイントに「いつも通りに動きをさせないこと」を挙げ、「圧倒的な強さで勝つ」と宣言した寺地に対し、「チャンピオン以上に圧倒的に勝つ」と言い返すなど、対抗心をあらわにした。

 36歳6カ月での世界王座奪取なら35歳9カ月の長谷川穂積氏(40)を超え、日本人最年長記録となる。2度目の世界挑戦となるベテランは「僕の夢を叶えるために、僕が勝つことで必然的に周りの人も喜んでくれると思うので、僕を勝ちたいから挑戦します」と力を込めた。

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2021年4月22日のニュース