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井上拓真が東洋太平洋王座を返上 空位の王座は中嶋一輝と千葉開で決定戦へ

[ 2021年3月27日 17:03 ]

井上拓真
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 プロボクシングの大橋ジムは27日、東洋太平洋バンタム級王者の井上拓真(25=大橋)が同王座を返上したと発表した。

 井上拓はWBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(27=大橋)の実弟。2018年12月にWBC世界バンタム級暫定王座を獲得したが、19年11月に正規王者ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)に敗れて王座陥落。今年1月の再起戦で栗原慶太(一力)を9回負傷判定で下し、東洋太平洋王者に返り咲いた。井上拓はWBC5位、WBO6位、IBF9位、WBA10位と4団体で世界ランキング入りしており、返上の理由は次戦に向けての準備としている。

 また、井上拓の返上で空位となった王座について同級4位・中嶋一輝(27=大橋)と同級12位・千葉開(28=横浜光)で決定戦を行うことが承認されたことも報告した。5月13日に東京・後楽園ホールで開催される。同興行では12年ロンドン五輪銅メダリストで東洋太平洋フェザー級王者・清水聡(35=大橋)とWBOアジアパシフィック同級王者・森武蔵(21=薬師寺)の王座統一戦も行われる。

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2021年3月27日のニュース