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王者・武尊がKO宣言 “夢の対決”の実現へ「勝った後に見えてくる」

[ 2021年3月27日 16:37 ]

<K-1 WORLD GP 2021 JAPAN前日計量>スーパー・フェザー級タイトルマッチの前日会見に臨んだ武尊(撮影・佐久間 琴子)
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 立ち技格闘技イベント「K―1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4 Day.2~」(28日、日本武道館、スポニチ後援)の前日計量と会見が27日、都内で行われ、メーンのK―1スーパーフェザー級タイトルマッチで対戦する王者・武尊(29=SAGAMI―ONO KREST)、挑戦者のレオナ・ペタス(28=THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)は、ともにリミットの60.0キロでパスした。

 昨年11月3日に予定されていた試合は、武尊の負傷と新型コロナウイルスの影響により2度延期となった。武尊は2度目の防衛戦を前に「楽しみにしてくれた方たちをお待たせしてしまった。その分、お互い最高に仕上げてきたので、最高の試合をして必ず倒して勝ちます」とKO勝ちを約束した。K―1最大のイベントである「K’FESTA」では、スーパーフェザー級王座決定トーナメントだった18年の1回戦を除き、5試合でKO勝ちを収めており、今回も大舞台でカリスマの勝負強さを見せつける覚悟だ。

 「毎試合毎試合、この試合で人生が終わってもいいと思って試合をしている」という武尊は、試合前にその後のビジョンは口にしない。ただ、今年はRIZIN、RISEで活躍する“神童”那須川天心(22=TARGET/Cygames)との夢の対決の実現が期待されている。
 「それ(今後)は勝った後に見えてくる。僕は格闘技界を背負っていると思っている。格闘技界をもっと大きく変えていけるのは自分だけだと思っている。そのためにも、この試合は何が何でも勝たないといけない」と気合を込めた。

 楽しみにしていた武尊との試合が実現するレオナも闘志がみなぎっている。「武尊選手と渡り合わないと一方的な試合になる。一方的な試合になったらつまらないので、勝つ準備をしてきた。今は僕の方が強いと思っている」。王者をリスペクトしながらもベルト奪取の自信をのぞかせていた。
 

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2021年3月27日のニュース