出場2選手が新型コロナ陽性 全日本新人王決定戦2階級の試合中止
プロボクシングの第67回全日本新人王決定戦は21日に東京・後楽園ホールで無観客で行われる。12階級の試合が予定されていたが、20日までに新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査で2選手の陽性が確認されたため、2階級の試合が中止となった。
PCR検査は19日に実施され、当初は3選手が陽性と判定された。日本ボクシングコミッション(JBC)によると、19日の時点では全員が無症状だったが、この日になってフェザー級の福永輝(22=沖縄ワールドリング)が発熱や倦怠感を訴え、前日計量を受けずに試合を棄権。残る2選手のうち、スーパーライト級の兒玉麗司(21=三迫)は計量をクリアしたものの、再検査でも陽性判定だったため、棄権扱いとして当該試合の中止を決定した。2選手は隔離中で、保健所の指示待ちという。
12階級中2試合が中止となり、フェザー級は東軍代表の平野憲(31=KG大和)、スーパーライト級は西軍代表の高畠愛大(20=タキザワ)が全日本新人王に確定した。
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