前世界王者と東洋太平洋王者が激突！伊藤雅雪VS三代大訓11・5墨田区総合体育館に決定

11月5日に墨田区総合体育間で行われる伊藤雅雪（左）三代大訓のポスタービジュアル（横浜光ジム提供）
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　プロボクシングの前WBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪（29＝横浜光）が11月5日に東京・墨田区総合体育館で東洋太平洋同級王者・三代大訓（25＝ワタナベ）と対戦することが決まった。所属ジムが31日に発表した。伊藤がWBO6位、WBC14位、三代もWBC18位に世界ランク入りしているが、ともに階級を上げることを視野に入れており、1階級上のライト級でノンタイトル10回戦で合意した。

　伊藤は2018年7月に米フロリダ州キシミーでクリストファー・ディアス（プエルトリコ）に判定勝ちし、日本人としては37年ぶりに米国で王座を獲得。同年12月に初防衛に成功したが、昨年5月にジャメル・ヘリング（米国）に判定で敗れ、王座から陥落した。同9月に再起し、今年2月には中国・海口で楊永強（中国）と対戦する予定だったが、左上腕部筋肉断裂のため、中止となっていた。今回が節目のプロ30戦目となる。

　三代は中央大でボクシング部主将を務め、17年3月にプロデビュー。18年6月にプロ6戦目で東洋太平洋王座を獲得し、4度防衛中。前世界王者との対戦は目標とする海外進出へ重要な試金石となる。