山中慎介氏 ボクシング五輪代表に「神の左」のメンタル伝授

[ 2020年5月23日 21:39 ]

五輪代表選手らを対象としてオンライン講座の講師を務めた山中慎介氏(2列目左から2人目)(日本ボクシング連盟提供)
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 プロボクシングの元WBC世界バンタム級王者・山中慎介氏(37)が23日、アマを統括する日本ボクシング連盟が東京五輪代表選手らを対象に実施したオンライン講座の講師を務めた。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で強化合宿が行えず、所属先で練習する選手たちのモチベーション維持や今後の強化方針を理解し、スポーツ理論を身につけることを目的とした講座で、プロ経験者が講師を務めるのは、12年ロンドン五輪金メダリストで現WBA世界ミドル級王者・村田諒太(34=帝拳)に続き2人目。

 「神の左」と呼ばれた強打を武器に日本歴代2位の世界王座12連続防衛を果たした山中氏は「プレッシャーに打ち勝つ」をテーマに講義。自身の経験を交えて試合への心身のコンディション調整法を伝授した。また、それぞれに近況を聞きながら参加者と交流し、アマチュア時代の話も語った。

 受講した選手たちの感想は以下の通り。

 ▼男子フェザー級・堤駿斗(東洋大)自分の悪い試合展開をイメージすることも大切だなと思いました。これからアマやプロになった時の試合に意識して臨みたいと思います。

 ▼同ライト級・成松大介(自衛隊)プレッシャーに対する考え方で緊張を受け入れ慣れさせていくという考えはとても共感できました。

 ▼同ウエルター級・岡澤セオン(鹿児島県体協)良いイメージだけでなく悪いイメージもしておくことが平常心につながるという話を聞き、自分も取り入れようと思いました。

 ▼同ミドル級・森脇唯人(自衛隊)お話を聞いて凄くモチベーションが上がりました!環境に感謝して練習頑張ります。

 ▼同ライトヘビー級・梅村錬(拓大)コーチなどの意見を聞くのももちろんですが、長所も短所も自分で理解し、工夫して修正し、結果に繋げていくというのが、理解し易かったです。

 ▼女子フライ級・並木月海(自衛隊)自分のルーティン、やって来た事、周りで応援してくれている方々への感謝などでプレッシャーに打ち勝つ事は出来るという事が分かりました。

 ▼同フェザー級・入江聖奈(日体大)悪い方の想像もしておくというメンタルコントールがとても参考になりました!

 ▼同ライト級・濱本紗也(日大)中々聞く事の出来ないお話や具体的なアドバイス、メッセージをいただく事ができ、モチベーション維持に繋がりました。

 ▼同ウエルター級・鬼頭茉衣(中京大大学院)私は日本のアマチュアボクシングを発展させたい思いが強くあります。今、選手の立場として出来ることは、結果を出すことだと思うので、五輪出場、金メダルを目指して頑張りたいと思います。

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